琵琶湖の在来種「ビワヒガイ」をモチーフにした、職人汐瀬聡の想いが込められた特別な一品です。かつて汐瀬がホンモロコ釣りに夢中だった頃、外道として時折姿を見せたこの美しい魚。一見地味でありながら、その華やかな魚体と美しい背鰭の優雅さに心を奪われた思い出があります。
明治天皇が「美味」と称賛されたことから、魚偏に「皇」の字があてがわれたビワヒガイ。まさに琵琶湖が誇る宝と呼ぶにふさわしく、汐瀬がかねてより制作を熱望していた魚種の一つでもありました。
<こだわりの特徴>
鉄筆による手描き鱗表現
一枚一枚丁寧に刻まれた鱗は、まるで本物のような質感を演出
ハンドペイント&エアブラシ仕上げ
繊細なグラデーションと色彩表現で、生命力あふれる魚体を再現
オリジナルアイ
ビワヒガイの特徴的な瞳を独自技法で表現
個性的な背鰭
ポリカ板に鉄筆と彩色を施し、美しい背鰭の透明感と優雅さを表現
<製品仕様>
サイズ・重量
本体:約100mm・約15g
浮力特性
水平浮
素材
バルサ材使用
仕上げ
セルロースによる多層ディップコーティング